勉強会(仮称)で目指すこと

先日、初の勉強会(仮称、以下、勉強会)を開催することができた。
(株)サンシステムさんのご協力により活動場所を確保できたことが大きい。
http://www.sunsystem.com/

社長の磯部さんのご理解とご協力をいただけたことに、まずは感謝したい。

勉強会は、かねてより考えていた「育てる文化を広める」ための最初の一歩にしたいと考えているものである。

「育てる文化を広める」ためには「育てられる人」がいなければならない。
だから、この勉強会では「文化を広める」ために「育てられる人」を「育てる」というのが最初の目的である。
また、活動の継続ためにもビジネスにつなげよう、というのも視野にはいっている。
勉強会趣意(http://technosense.co.jp/study_group.pdf

このような勉強会を参加者の自発的な活動をベースとして運用できるところまで持って行くことが最初の目標である。
そのためにも、まずは基本的な講師、コーチのスキルをできるだけ多くの人に学んでもらい、できるようになると共に、人に伝えられるようになってもらわなければならない。

だが、それは出発点である。

私もさまざまな人との相互作用の中で成長していきたいので、まずは私が10年続けてきた講師、15年続けてきたコーチの活動の中で身につけてきたことを参加者の方にお伝えすることからはじめるが、できるだけ早い時期に、より新しいことを学び合えるような勉強会にしていきたい。

これまではさまざまな分野の事例や他分野の理論などに基づき、独自に工夫し実施してきた講師、コーチのスキルだが、結果的にはファシリテーションやその他の教育、人材育成の各種スキルとの共通点が多く、さまざまなスキルを身につけることにつながった。
それらを元にすれば、より多くの人達と話し、アイデアを出し、実施の工夫をしていくことで、よりよいものにしていくことができるに違いない。

私の持つスキルを当社の、または私の独占にすることもできるだろう。
少なくともしばらくの間は。
実際にそうしている会社も多い。

だが、それでは私がライフワークと考えている「育てる文化を広める」ことはできない。
短期的な利益は確保できるかもしれないが、それだけである。

囲い込みによる独占ではなく、徹底的なシェアによる全体の発展。

それこそが私のしたいことであるし、より多くの人の幸せにつながることだと考えている。
そして、より効率的な手法や理論を見つけることにつながっていくのだろう。

やっと歩み始めることができた。

このようなチャンスと出会いのあった幸運に心から感謝したい。

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