講師の教科書、販売開始

「講師の教科書」の初版をパブーに登録した。
http://p.booklog.jp/book/34103

かなり多くの部分を試し読み可能にしたので、ご覧いただければ幸いである。

テキストデータを入力して、HTML形式で修飾する形なのだが、ほとんど修飾なしにしている。
テキストの内容に意味があることと、レイアウトに凝ると修正が難しくなるためである。
なので、少々扱いづらい形式になっているかもしれないので、少し安く(1000円)設定しておいた。

PDF形式のものは、別のところで売れるようにする予定である。

今回の本は、実は一般的な講師のための「講師の教科書」ではない。
私のような講師のための「講師の教科書」である。

一般的な講師というのは、説明して終わらせる講師、私のような講師というのは、考えさせることを通して育てることを意識する講師、と考えてもらえればよいかと思う。

もちろんインストラクションに関しては、普通の講師にも十分役立つ内容である。
しかし、多くの部分は、育てるためのノウハウになっている。

値段で言えば、300円が普通の講師も使える部分、残りの700円が育てるノウハウだと思ってもらえばよい。

全体を通して、私がこれまで学んできたことインストラクション、失敗して工夫したこと、何年もかけて考えてきた課題、気づいた受講者の心理など、さまざまな要素が詰まっている。

正直言って、この本が目標とするところは、コーチングの経験などがなければ少し遠くのものに感じるかもしれない。
また、大きな研修会社が提供する講習などには不要なスキルかもしれない。

だが、この本で目指していることが実現できれば、人間の可能性に驚き、人の成長に感動し、魂が震えるような思いをし、受講生との別れを泣いて惜しむような経験ができるかもしれないのである。
それがどんなにすばらしいことなのかは、体験してみればわかる。

私はこのような経験を何度もしてきた。
だから、講師をしているとすばらしい経験ができるということを、自信を持って言える。
書いてあることは、全部本当であるし、受講生からもらった言葉も全て本物である。

私は、受講生に感謝し、講師という仕事に出会えたことを感謝し、講師をする機会を与えてくれた人々に感謝している。

そんな講師になって、魂が震えるような思いをしたい人には、ぜひ読んでもらいたい。

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