講師の教科書、執筆完了!

3週間ほどかけて書いてきた「講師の教科書」の(自分での)2度目の校正も終わり、なんとかみられるものになってきた(と思いたい)。

書いている最中は、実はほとんど調べたりすることは無く、頭の中にあることを書き落とす作業だった。B5の用紙サイズで200ページ弱なのだが、正直な感想は、「よくこれだけのことを考えながら講師をやっているな」であった。

まだ、書けるかなと思うこともあるし、書こうと思っても表現しづらいことがあったりして、私の講師ノウハウのすべてを、とは言えないのだが、それでも、かなりの部分を文字にしたと思う。
書いていて「これが本だったら、講習の時に自分で持って行きたい」と思った、と言えば、どれぐらい私のもっている知識やノウハウを文字にしたのか想像してもらえるのではないかと思う。

もちろん、これだけ読んですぐに私と同じような講師になれるか、といえば、練習が必要なことも多いのですぐには無理だろうと思う。だが、読んでもらって、さまざまなシーンでの共通した考え方に納得できるようになれば、それほど時間がかからないだろうとも思う。

これだけ「べた」な講師のノウハウを書いたものを私は知らない。
もう少しおしゃれなものであれば、いくつか見たことはあるが、コーチングをベースにした講師スタイルという、比較的新しい講師の形を記したものとして、類似の本がそれほどあるとは思えない。

ワークショップの題などの具体的な情報も、実施の詳細までは書いていないが、タイトルと目的ぐらいは書いてある。私の持ちネタ全てが書いてあるわけでもないので、その辺りはノウハウの完全開示ではないのだが、考え方については書いてあるので、その気になればさまざまなお題を考えることができるだろう。

と、とりあえずは書き上げたのだが、問題はこれをどうするか、である。

電子書籍にして、ただで配布するか、有料で売るか、であるが、悩ましい問題である。

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