「我が輩は貧乏である。お金はまだない。」
なんて冗談を言っている場合ではないほど今はピンチである。
私の人生は、まぁ、順風満帆とは言いがたいもので、山あり谷ありでここまで来ている。
経済的にも貧しい時代、そこそこお金を稼げている時代、貧しい時代、のような感じでやっぱり山あり谷ありである。
で、その貧しい時代、必然的に外食が減り、家で食事を取ることが増える。
私の場合、そこで、どのような材料を買って無駄を出さずにおいしく料理するか、というところをついつい考えてしまう。
材料も、例えば白菜は半分よりも一個で買ってくる方が安く買えることが多かったり、安いものをまとめて買うことが多かったりするので、一つの材料をどう料理するかのバリエーションも求められる。
そのため、あたらしいレシピを調べて試したりすることにもなる。
ということで、貧しい時代に料理がうまくなっている気がする。
お金がないからカップラーメンで、という発想もありかとは思う。
でも、それではもったいないのではないだろうか。
不遇な時期というのは必ずある。
でも、無駄な時期というのはないんだろうな、と最近思う。
不遇な時期も、その時期の過ごし方によって、無駄ではない時間になる。
厳しい時期をどのように生きるか、によって、その後の人生によい影響をもたらすことができるのだ。
日々、時間を無駄にしない生き方を心がけていたい。
常に働け、という意味ではなく、趣味も生活も仕事も、常に意識を持って取り組もう、という感じである。
前にも書いたが「夜明け前が一番暗い」という私の好きな言葉がある。
一番暗く厳しい夜明け前に、夜が明けた時に走り始められるような準備をしておけるようになりたいと思う。