ワークショップの課題作り

研修の中で多くのワークショップやグループワークを行うが、それぞれのワークショップの課題は目的に合わせていろいろ考えることになる。

この課題を考えるのは楽しいのだが、こうすればおもしろい課題を誰でもすぐに思いつける、という方法は知らない。

私は、さまざまなアイデアと、目的を分析する分析力が必要だと思っているが、それを次のように使っている。

まず学ばせたいことを意識する。
次に、学ばせたい内容、気付かせたい内容を分析する。
分析して出てきた項目を再構成して、自分の知っている知識、アイデアとつなぎ合わせる。

こんな感じになるだろうか。

自分の知っている知識、アイデアとつなぎ合わせるときに「こんなことをしてもいいのかな」という範囲を少し広くとることで、おもしろい課題となることが多いと思う。

「聞いたことがないから」

という理由でやめてしまうのはもったいない。

どれだけおもしろい課題とできるのかは、普段からの講師としてのアンテナの張り方が大切なのかもしれない。

考えついた課題を実施するためには、実施のための段取り、実施時の様子を思い浮かべるシミュレーション力、受講生の力、個性を把握する力などが必要になる。

それについてはまた別の機会に書いてみよう。

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