ラグビースクールの合宿

私は未就学児から中学生までが在籍するふくじゅ草ラグビースクールでコーチをしている。

今年もそのラグビースクールでの夏合宿があった。

ラグビースクールの夏合宿というと、ラグビーの練習をし、試合をする、というのが一般的なイメージなのかもしれないが、うちのスクールでは練習も試合もしない。

スクールでは子供を育てることが主な目的であり、ラグビーはその道具である、という一般的な観点からすると珍しいスクールであると思われる。

だから、合宿に行っても多くの自然の中でできるラグビー以外のことをたくさん体験させることが子供の成長につながる、というのが基本的な方針となっている。
ラグビーなら三郷のグラウンドでいくらでもできるし、試合の機会もいくらでもある。
わざわざ菅平まで行ってまで、同じようなことをする必要もない。

それよりは、自然の姿を見、いつもと違う山を歩くことで普段得られない体験をすることが子供たちのためになるのである。

子供たちに多くの体験をさせ、人間として育てることが指導者の役割である。

いろんなスクールで話を聞いても、子供のためと言いつつ、少し違うかな、と思うことも多いが、よりよい子供のための指導を広めていくために活動していきたい。

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