ニーズ、シーズ、ウォンツという言葉がビジネスの現場ではよく使われる。
ニーズは顧客が必要としていること、シーズは企業などが提供するサービスなど、ウォンツは顧客が望むこと、と言われている。
講師という仕事であれば、ニーズは顧客の「人を育てる必要がある」ということであり、ウォンツは顧客の「人を育てて組織によい影響を与えたい」という欲求だろう。
それでは講師として提供するシーズはなんなのだろうか。
講師として、本来ならば「人を育てる」というサービスを提供することがシーズであるのは間違いがない。
だが、多くの研修では「研修をする」こと自体が「シーズ」になってしまってはいないだろうか。
常に顧客のニーズを満たすことは当然として、ウォンツを満たすシーズを提供していきたい。