健康大事

2016年11月の後半から一ヶ月半ほど、頭痛に悩まされてきた。

後頭部の刺すような痛み、前頭部の重い痛みなどいろいろな痛みが出て、ひどいときには身体の向きを変えることさえためらわれた。

下に落ちているものを拾うためにかがめば痛むし、寝ている状態から立ち上がっても痛むし、逆に横になるときにも痛む。
笑っても、トイレで力んでも痛むし、咳やくしゃみなど論外である。

結局、こんな状態で1ヶ月半ほど過ごした。
痛み始めた当初、治したいので病院に行ってCTを取るところからはじめた。
頭蓋骨の中の問題だと、下手すると死んでしまうのでまずは調べてもらったのだが、特に異常はない、とのことだった。

次に、整体に行って首の周りを見てもらったのだが、施術してもらっても、状態に変化は感じられるものの、痛みがなくなるわけではなかった。

そんな中でも仕事の打ち合わせなどに行っていたのだが、あるとき打ち合わせに参加された方から「顎関節症なのではないか?」という指摘をいただいた。
その方の奥様が、やはり頭痛などで悩んでいて、いろいろ調べた末に顎関節症が原因であると分かった、とのことだった。

「顎関節症ではないか」という指摘をいただいたときに、なるほど、と思った。

なぜかはよく分からないのだが、頭痛が起きている場所が問題ではない、それ以外の部分に問題があるのだ、と強く感じられたのだ。

それからは、歯医者に行ってかみ合わせを見てもらったり、アレクサンダー・テクニークという身体の使い方を調べたり、顎関節症の矯正、身体全体の矯正などに行ったり、普段の姿勢をよくすることに心がけたり、関連すると思われる部位のストレッチを心がけたりした。

また、プチ断食を行って食事の量を減らし、体重も5Kgほど減らした。
どれが功を奏したのかは分からないが、今年に入って、急に楽になる日が出てきた。
それまでは痛みが怖くて歩く程度の運動もしたくなかったのだが、1月3日には歩く気になって、買い物のついでに1時間半ほど歩いてみた。

すると、なにかモードが変わったように楽になった。
まだ、少し痛みが出るときはあるのだが、今までとは全く違う。
本当に治ったのかどうかはしばらく様子を見なければわからないが、なんとなく大丈夫な気がする。
頭痛が原因で、1ヶ月半ほど自分の身体と習慣に向き合った結果、姿勢、食生活、習慣などなど、気をつけなければならないことがたくさん見えてきた。
ダイエットは続けなければならないし、正しい姿勢を維持するための筋力も鍛えなければならない。
食生活、運動習慣も変える必要がある。
ストレッチの習慣化も大切だろう。
頭痛はつらい経験だったが、自分を見つめ直すいいきっかけになった。

健康オタクにはならないと思うが、自分自身の身体を見つめる機会を増やしていこうと思う。
そして、自分自身の身体を維持するためのトレーニングも意識的に行い習慣化していきたい。

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