あけまして勉強会

2013年12月31日の翌日が2014年の1月1日であり、連続した時間である、というのが私の基本的な考え方である。

だから、今年の抱負、などというものもない。
昨年も行ってきたことを、今年もきちんと続けることができればいい。

もし、昨年になにか大きな失敗をしたりしていれば、今年の抱負とか心機一転という言葉も出てくるのであろうが、昨年と何かを変えなければならないこともそんなには思いつかない。
変化を望むことがあったとしても、それはこれまで続けてきたことの発展であり、今年になったからやらなければならないことでもないだろう。

とはいえ、やりたいことの期限を設定するのに年の変わり目というのは便利である。

今、いくつかやりたいことがある。

その中の一つが勉強会の立ち上げである。

私は、教える仕事をしている人を集めての勉強会を立ち上げたいと思っている。
私のような研修の講師、学校の教師、スポーツ指導者などが集まって、育てることの普遍的なことと個別の適用について議論し、アイデアを出し合い、実践の報告をする、というようなことができればうれしい。

学校の教師、スポーツ指導者はそうでもないだろうが、研修の講師のそういう集まりはあまりないと思うので、きっと有意義なものになるだろうと思う。

講師なら講師だけで集まればいいのでは、という意見もあろうが、私は、教える事があらかじめ決められている研修、自分で組み立てなければならない研修、スポーツの指導の現場などで「育てる」に触れてきて、それらの中から「育てることの本質」が見えてきたと感じている。
ぜひ多くの人にそういう経験をしてもらいたいと思う。

企業の技術者に教える研修の講師が、ラグビーのグラウンドで幼稚園児のさまざまなスキルを伸ばすために工夫をする、というのはあまり意味がないような気がするかもしれないが、とんでもない。
それがどれだけ役に立つのかは、やってみればわかる。
きっと驚くほど技術研修が変わってくるはずだ。

スポーツ指導者であっても、ただしい指導のスキルがどれだけ会社などで役立つものかを知れば、グラウンドでの指導もまた変わってくるだろう。

この勉強会の立ち上げを、ぜひ、今年の早いうちに行いたいと思っている。

最初は、Facebookやサイボウズ Live などを使って立ち上げることになるだろうが、できれば早い時期に定期的に集まれるようにしていきたい。

とは言ってもどれぐらい参加したいと思ってくれる人がいるのだろうか。

希望してくれる人がおられたら、ぜひ連絡をいただきたい。

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