講師ギルド

昨日、研修会場に車で向かいながら、つらつらといろいろなことを考えた。

その考えた事の中の一つに「講師ギルド」というのがある。

志とスキルを持った研修講師同士の同盟である。

******講師ギルド規約******

入会資格
受講生の為に研修を実施できること
受講生を信じていること
考える力を信じていること
スキルコーチングの考え方を理解していること
教えたがり病、自慢病の発症を抑えられること
考えさせるカリキュラムを作る力があること
常に進歩を望んでいること
本質の理解に努められること
秘密主義を排し、講師スキルを常に公開できること

資格検査
入会資格は1年ごとに見直し、在籍者には講師ギルド在籍証明を発行する
入会資格検査は1年に1度行う
資格をなくした場合には、即刻退会とする

月に1度、日曜日に勉強会を開催する
勉強会への参加は講師ギルドの入会資格を持っていなくてもよい
勉強会参加者は、入会資格検査を受けられる

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だいたいこのような感じだろうか。

基本的な考え方を共有し、受講生のための研修を実施し、受講生の成長に喜びを見いだし、常に講師スキルを向上させようと努力し続ける研修講師の集まり、というイメージだろうか。

目的は「育てる文化の普及」である。
そのために、多くの研修を実施し、育てる文化のすばらしさを実感してもらい、育てるスキルの伝承者となる。

スキルコーチングの考え方をベースとした、育てるスキルの適用範囲は素晴らしく広い。
教える内容の本質さえ理解できてしまえば、専門分野でなくても学んでもらうことができる研修を設計できるほどである。

ましてや、専門家がスキルコーチングを覚えれば、その分野ではさらに深く学んでもらうことができるだろう。

このような「講師ギルド」は今はまだ夢であるが、ぜひ実現したいな、と渋滞にはまりながら考えていた。

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