講師講習9日間コース

独自カリキュラムでの9日間の講師講習が終了した。
もともと10日間の予定だったが、会場の確保の都合で、9日間となってしまったものだ。

平日開催ということもあり、全日程を通しての参加ではない人がほとんどであったが、最低2日から最高9日まで、それぞれがそれなりの成果を持って帰っていただけたのではないかと思う。

講習の内容は、講師の意識から話し方、説明の仕方、カリキュラムの作り方、観察などなど、かなり多くの要素を実践的な演習の中で気付き、訓練するというものである。

人数と参加者に会わせてカリキュラムを考え、実施しフィードバックを繰り返すことを繰り返す、非常に実践的な研修である。

カリキュラムを固定化しないのは、最大限の効率を目指すためだが、なかなかそのような研修は見ないことと思う。
だが、スポーツのコーチングでは、できなければできるところまで戻って練習をするのは当たり前だし、できなければ別のメニューを考えて対応する。技術でも、ヒューマンスキルでも、スキルを学ぶのならば、その方法がベストであるのは間違いない。

そんな講師講習での日報の内容を、抜粋して示す。
雰囲気と成果を感じてもらえるのではないかと思う。

「必死ぶりに一日中きっちり頭を使った!という感じがしました。」

「本当っーに疲れました。頭がフル回転で、こんなに使った事がないと思うくらいです。」

「課題を出されるたびに、『うわー、また難しいことをー』とか『できるとは思えないな』とひるむのですが、がんばって挑戦してみて、うまくできなくてもどこを気をつけないといけないのかが実感としてわかったり、事前に組み立てた通りにうまくできたりして、とても充実していました。」

「2日間楽しかったです。たくさん笑いました。」

「長谷川先生のお話の中で、『本質を見極める』という点が印象的でした。自分自身意識しているつもりでしたが、やっぱり長谷川先生はすばらしいなと感じました。

「観察する事の重要性は意識していたが、自分の着眼点の少なさを改めて気付かされた。」

「今日は聞く(聴く)という事を教わりましたが、受講生の一語、一句を聞き漏らさず、常に意識するという事が大変印象的でした。」

「小さな成功を繰り返させることが大事なのだなと強く思った。」

「受講生の負担を減らし、小さな達成感を与え続ける」という発想は、正直、大変すばらしいものだと思います。

「今日は本当に時間がたつのが早かった。」

「良い発想が生まれた時の感触は、なんとも言えず良いものですね。」

「質問は、意識の低い状態で使っていたので、これからはもっと効果的に使えるようにしていきたいと思います。」

「相手に合わせた言葉選びの重大さに気付きました。」

「あっという間の5日間でした。でも、振り返ると、長く濃く感じます。」

 

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