Archive for 2013年3月30日

Takanori

セブンス ラグビー

7人制ラグビー、というものがある。
2016年のリオデジャネイロ五輪で正式種目となっているのでご存じの方もおられるであろう。

1チーム7人で戦うラグビーである。
いくつかのルールの違いはあるのだが、基本的に15人制ラグビーと同じグラウンドの広さ、同じルールで実施される。
プレイ時間は7分ハーフ(合計14分)という15人制の40分ハーフから比べるとずっと短いのだが、それだけハードな競技であるということである。

サッカーと同様のグラウンドを端から端まで走り回り、ダッシュもし、力が入るスクラムやモールもモールもあり、瞬間的に全身に力が入るタックルなどのコンタクトプレーもある。

例えれば、7分間、断続的に800m走をしながら、50m走をおりまぜ、ところどころで相撲をしている、というような感じであろうか。

7分ハーフであっても、その運動強度はむちゃくちゃなものがある。

それに加えて、ずっと考えながら、声を出してコミュニケーションをし、スペースを探してスペースの使い方を考え続け、精度の求められるパスを投げ、キャッチを行う。

この種目で活躍する選手は、ほんとうにすごい。

そのセブンスの大会が東京で開催されている。
それを見ながら、いろいろ考えてみた。

さまざまな要素があるのだが、特に日本のゲームを見ていて考えたことを少し書いてみたいと思う。

● 個のディフェンス力
7人制では15人制とちがって、人口密度が低い。
そのため、抜かれた際にフォローディフェンスに別の選手が入れる確率が低くなる。
つまり、自分の責任できちんとディフェンスを行う必要性が、15人制にくらべてずっと高い。
ディフェンスにおいて、ボールを押さえてパスを防ぎ、ボールを奪うために相手を倒す。
このディフェンスの精度をどれだけ高く、また強くできるか、というのは勝敗に大きく影響するが、そこが日本はまだ弱いと感じた。
体格の問題もあるが、なんとかしていかないと強いチームに勝つのは難しいだろう。

● ハンドリング
タックルを受けた際に、どれだけきちんとボールを放すことができるか、というのは継続に影響する。
相手のディフェンスもぎりぎりなので、効果的な継続ができることで、有利になる。
タックルを受けた瞬間もそうであるし、受ける前もそうであるし、パスを投げる場所、その精度なども含めて、ハンドリングスキルを身につけることが有利になるだろう。
片手でボールをハンドリングするスキル、両手でハンドリングするスキル、共に必要である。

● フィットネス
とにかく運動強度がむちゃくちゃな競技なので、とにかくフィットネスは重要である。
筋力、筋持久力、持久力が全て求められる。
それもぎりぎりで間に合うようなものではなく、余裕がなければ、判断にもプレイの選択肢にも影響するだろう。
このフィットネスがないと、後半の最後にぼろぼろになったりする。

すべて15人制のラグビーでも求められる要素であるが、7人制ではそれぞれに求められるレベルが高くなる。

ラグビーの練習において7人制をターゲットにして練習することで、きっと15人制でも強くなることだろう。

中学生のラグビーは現在12人制であるが、15人制に戻そうという動きがあるそうである。

2019年のワールドカップに向けての動きなのかもしれないが、本当に強くしたいのであれば、15人制にするよりは人数を少なくして戦える選手を育てる方がずっと効果的だと思うのであるが、いかがのものだろうか。
個々の強さがチームの強さにつながっていくのだから。

もっとも、それ以前に、きちんとした指導者を育てることの方が大切かもしれないが・・・

Takanori

すき、きらい

研修において、講師が好き嫌いで受講生への対応に差をつけることは許されない。

これは、当たり前である。

だが、講師とて人間であり、素直にいうことを聞いてくれる人をかわいく感じたり、言葉の使い方が合わないと感じたりする。

そのような感情を持ちながら、すべての人に同じように接するのはかなり大変である。

仕事で、相性の悪い上司やクライアントがいた場合と同じようなものだろう。

とはいえ、最近ではあまり悩まないようになってきた。
理由は簡単で、みんなを好きになるからだ。

そんなことはあり得ない、と言われるかもしれないが、コツがある。

一人一人の良いところを一生懸命に探すのだ。
見つかったとたん、相手を好きになること、もしくは、嫌いな加減が和らぐこと、請け合いである。

もしも見つからなかったらどうするか。

簡単なことだ。
見つかるまで探し続ければいい。