Archive for 2011年9月30日

Takanori

ハーバード白熱教室

NHKで「ハーバード白熱教室」という番組を放映している。
ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が学生と議論をしながら学ぶ様子である。

以前、IT系の技術研修を行ったときに、ある受講生が、
「ハーバード白熱教室みたい」
という表現を使われたことがある。

私も番組を見たことがあったので、こう返した。
「この研修の方がずっとおもしろいですよ」

「ハーバード白熱教室」の最大の問題は、学生の人数が多すぎることだろう。

大学という条件からやむを得ないのだろうが、セッションを行いながら学びを進めるのに、1000人の参加者はいかにも多い。
加えて、伝えたい内容も時間も決まっているので、自由な話し合いをそれぞれにさせるのも難しいだろうし、それに対してフィードバックをするのも現実的に無理である。
セッションをするにしても、一度の授業中に5人から多くても10人が限度だろう。
そうすると、残りの900人以上は見て、聞いているだけになってしまう。

幸いにも(?)私の講習はそんなに受講生の人数がいない。
多くて50人、通常は30人未満である。
おまけに「授業の一こま」というくくりはないので、1日単位で時間を使える。
そのため、気付くまで話し合いをさせることも、作業をさせることも、一人一人にフィードバックをすることもできる。
グループ単位で話し合いをすれば、参加しない人もいなくなる。

だから「この研修の方がずっとおもしろい」のだ。

「ハーバード白熱教室」は、これまでの大学の授業の常識から考えたら、きっと画期的なことなのだろう。
だが、勉強不足で気付けないだけなのかもしれないが、残念ながら私にとって目新しいことはなかった。

私は本当の「全員が白熱して」学ぶ様子を知っている。

目が生き生きとし、前のめりで議論し、気づきで顔が光り輝く。
みんなで学ぶ意識ができ、お互いがお互いのために気遣いをし、学び合う。

一度に1000人は無理だ。
1時間でそうなるはずもない。

だが、30人で一日あればできる。

私はそんな白熱した学びの場を、これからもたくさん作っていきたい。

いつかNHKから「長谷川講師 白熱教室」みたいな番組が放映されることを願って (^^v

Takanori

勝って泣く、負けて泣く、終わって泣く

昔のラグビードラマであるスクール・ウォーズを見ている。

プロジェクトXでも「ツッパリ生徒と泣き虫先生」というタイトルで紹介された、伏見工業高校ラグビー部がモデルのドラマである。

泣けるシーンが多い。

私は、もともと涙腺は弱い方で、本を見ても映画を見ても泣けるので、見ている間じゅう、ずっとうるうるしている感じである。
だが、私のことはどうでもいい。

スポーツなどでも勝ったときに泣く、負けたときに泣くシーンを見ることがある。

スポーツではないのだが、研修でも、終わったときに大泣きしたり、涙ぐんで目を赤くしてくれる受講生がいる。特に新人研修で多いのだが、毎年卒業式をしているような気分である。

決して、泣かせる話をしているわけではない。
そんなことをしたら私が泣いてしまう。

だから、できるだけ笑いながら、笑わせながら、さらっと最後の挨拶をするように努力しているのだが、なかなかうまくいかないもので、泣いてくれるのだ。

研修を始めてからそういう経験が多く、なぜ泣けるのだろう?と考えたことがある。

結論は、一生懸命に努力したから、だった。

終わったときに、悔しい、寂しい、安心した、それまでの過程が脳裏に浮かぶ、そんな感情が自然に出るぐらい一生懸命に努力したから、泣けるのだと思う。

逆に言えば、泣く、というのは、一生懸命努力した者の特権なのだと思う。
中途半端にやっていたら泣けない。

スポーツでも、何年も一生懸命に努力したから泣けるのだろう。
やはり特権なのだ。

受講生を泣かせようと思って講習をするわけではない。
感動させることが目的でもない。
でも、受講生が、一生懸命努力した結果泣いてくれるのならば、講師として良い仕事ができた1つの証なのかもしれない。

最近はそんなふうに思うようにしている。

冒頭のスクール・ウォーズの先生も、きっと一生懸命に生徒に向かっていったのだろう。

私も泣く特権を持ってもいいように、これからも、人と向き合っていきたい。

講師という仕事をする者としては、少しどうかな、と思わないでもないが、ただ話す講師よりは、少しでも人の人生を良い方向に向けることができる指導者でありたい、というのが正直な気持ちである。
そのためには一生懸命にやるしかない。

余談だが、以前、新人研修の講師を始めて間もない頃、研修の終了後のパーティーに呼んでいただいたことがある。
社長をはじめとするお偉いさんが参加される中でスピーチをさせていただいたのだが、その途中で受講生の一人が声を上げて泣き始め、私もそれにつられて大泣きしてしまったことがある。
その時は、54人を私一人でみるという、今でも私の経験上最多人数の講習だったので、それまでずっと気を張って研修を行っていた。その緊張の糸が切れたのもあったのだろうが、一生懸命やってきたつもりだったので、その時は泣く特権があったのだと思いたい。
その時は恥ずかしかったが、もう、よい思い出にしてもいいだろう。

たぶん、時効である。

Takanori

就職に役立ったこと

私の研修講師としての仕事の幅は比較的広い。

これまでの経験を活かしてのIT技術系の研修はもちろんのこと、新人研修、コミュニケーション研修、管理職研修、チームビルディング研修などに対応する。

そんな中で、就職支援の研修を行ったことがある。
内容は、IT系の技術講習で、Java&Android という最新(?)のものである。

幸い、私の講座を受講してくれた受講生の講習終了後の就職率はかなり高かったようで、研修を実施している最中に就職を決めてくれる人も何人かいた。
最終的には(計算方法は知らないが)80%の就職率だったそうで、それなりの実績らしい。

そんな就職を決めた受講生たちに「何が役に立った?」と聞いてみたことがある。

その答えはおもしろかった。

「人前で話せるようになったことです。」

IT技術系の研修にもかかわらず、上記のような答えが一番多かったのだ。

私の講習では半年間の研修だったのだが、開始時に3分間スピーチを実施していた。
スピーチでは常に緊張を保ち、頭を使い、聞かれていることを意識しなければならない状況を維持するのに気を遣い、休まずに最後まで良いテンションでスピーチを続けることができた。

それ以外にも、グループワークを取り入れ、ワークショップをし、プレゼンも何度も行った。

それらの経験が、人前で話すことが怖くない、自分の考えを言えるようになった、という感想につながったのだと思う。

順番は決まっていたので、前の日から、または前の前の日から、一生懸命でスピーチの内容を考え、時間を計って練習をし、すてきなスピーチをしてくれた人もいたし、緊張しながら一生懸命で震えながら話してくれていた人もいた。すばらしい話芸を惜しげもなく披露してくれ、みんなの見本となってくれた人もいていい刺激をもらったりもした。
それを繰り返すうちに、話すときにはリラックスして自分の言葉で話すようになり、それを受け入れてもらいフィードバックをもらうことで、承認の感情を得られるようになったのだろう。

研修の内容に沿った会社に就職してくれた人も、その内容とは違う分野に就職してくれた人もいる。

だが「人前で話せるようになったことが大きい。」という話はどちらからも出た。

就職活動は依然として厳しいと思う。

もちろん私は就職の面接官ではないし、その経験もない。

だが、送り出す側としては「きちんと話し、聞く練習はしていったほうがいいよ」と言っておきたい。
だいぶ前から、企業が望むスキルとして「コミュニケーション」は一位になっている。

それに、おそらく就職だけではなく、その先の人生にも必ず役に立つから。

Takanori

二流で二流で二流で一流

私自身はどれかの分野での一流ではない、と自分で思っている。

プログラムを書かせればそこそこであり、フリープログラマの時代には仕事が途切れることはなく、常に2つ3つの仕事を掛け持ちしていたが、ハッカーと呼ばれる伝説的なプログラマにはぜんぜん及ばない。

コミュニケーションスキルも、講師をしているぐらいだから悪くはないと思うが、誰でも私を見たら親しげに話してくれる、というわけでもない。

車、バイクの運転も嫌いではないし、昔はレーシングカートで遊んで、1100ccの大型バイクにも乗っていたぐらいなので、おそらくそれほど下手でもない。

陶芸で茶碗を目をつむってろくろでひくぐらいはできるし、粘土、陶芸窯の作り方から釉薬の配合までだいたい理解しているつもりだが、やっぱり上手(うわて)はいる。

料理も、冷蔵庫のあまりもので一食作るぐらいは簡単だが、プロのコックになるほど安定した味が出せるわけではない。

宇宙の話も星の誕生から死ぬまでを話すこともできるし、実際に星を見るのも好きだが、自宅の屋上に天文台を作るほどではない。

コンピュータのハードウェアもとりあえず作れるが、講習は回路はからっきしだし、アナログ回路もかなり怪しいところがある。

文章も書けないことはないが、見たら全ての人が涙を流して・・・などという文章が書けるわけでもないし、わかりやすいとはほめてもらえるが、感動させるような文章が書けるわけでもない。

機械の仕組みも材質も分かるが、それを自分で設計して、と言われても、複雑なものはお手上げだろう。

もちろん、コーチングもそれなりにできると思っているが、それでも私よりできる人は必ずいる。

カウンセリング、心理学の知識などもあるが、専門でカウンセリングを商売にするほどではない。

当たり前だが、映画も見るし本も読む。

そのほかにも「とりあえず人並み(以上?)にはできるけど・・・」というものはかなり多い。
だから、これまで「趣味は何ですか?」と聞かれて答えに困ったことも一度や二度ではない。

要するに全てが二流なのだ。
決して一流ではない。

だが、二流をこれだけ集めている、というところが自分の強みだと思っている。

知識や経験は、1つのことしか知らなければ独立した知識や経験でしかない。
だが、あるところからそれぞれの知識と経験がオーバーラップし始め、つながっていくのだ。

つながり始めた知識と経験は強い。

料理をしながら陶芸の知識を活かし、ソフトのデバッグをしながらハードウェアの回路図を見る。
コミュニケーションでも話題に困ることはほとんどないし、コーチングをしていても、カウンセリング、心理学の知識など、さまざまな要素が自然に役に立つ。

講師をしているときはそのことを強く感じる。
さまざまな知識と経験がつながっていると、物事の全体の中での位置がわかり、本質がどこにあるかが見えるようになるのだ。
結果、判断もぶれなくなるし、応用も利く。

だから、二流であるものの量では、一流でいたいと思う。
そして、願わくば、全ての面において、限りなく一流に近い二流でいられるようにしたい。

最近では「趣味は何ですか?」と聞かれたら次のように答えるようにしている。

「いろんなことをしてみることです。」

以上、器用貧乏の言い訳である。

Takanori

ワークショップの課題作り

研修の中で多くのワークショップやグループワークを行うが、それぞれのワークショップの課題は目的に合わせていろいろ考えることになる。

この課題を考えるのは楽しいのだが、こうすればおもしろい課題を誰でもすぐに思いつける、という方法は知らない。

私は、さまざまなアイデアと、目的を分析する分析力が必要だと思っているが、それを次のように使っている。

まず学ばせたいことを意識する。
次に、学ばせたい内容、気付かせたい内容を分析する。
分析して出てきた項目を再構成して、自分の知っている知識、アイデアとつなぎ合わせる。

こんな感じになるだろうか。

自分の知っている知識、アイデアとつなぎ合わせるときに「こんなことをしてもいいのかな」という範囲を少し広くとることで、おもしろい課題となることが多いと思う。

「聞いたことがないから」

という理由でやめてしまうのはもったいない。

どれだけおもしろい課題とできるのかは、普段からの講師としてのアンテナの張り方が大切なのかもしれない。

考えついた課題を実施するためには、実施のための段取り、実施時の様子を思い浮かべるシミュレーション力、受講生の力、個性を把握する力などが必要になる。

それについてはまた別の機会に書いてみよう。

Takanori

社内講師講習のススメ・その2

以前にも社内講習の勧め、というようなタイトルで書いたのだが、再び、である。

本日、打ち合わせの中で、社内講師をすすめても、それぐらいなら、と外部講師を雇ってしまう事例がある、という話をうかがった。

もったいない話である。

講師講習のやり方にもよるのだが、少なくとも私の実施する講師講習は、多面的なコミュニケーションスキルを学べ、さらに人を育てる方法を学べるものである。

実質的には管理職研修で行う内容を、講師のノウハウ付きで学べるのである。

おそらく講師講習では、話し方や説明の方法を学ぶと思われているのではないだろうか。
そういう講師講習があることも否定はしない。

だが、私が講師講習で、技術者に対して講習を行った場合には、次のようなコメントをいただけている。

「この業界に夢と希望を持って入ってきた新人に「学ぶことをやめたら終わり」「夢を持ち続けろ」と話したいです。」

「私はこの研修の中で「最高の教師は生徒の心に火をつける」この言葉を聴き、「人の心に火をつける人生」を歩みたいと思い、またそんな人生の形を長谷川先生と出会い気づくことができました」

「元々プレゼンを苦手としていた私としては、今回の講習で得たものは大きかったと考えております」

「この研修に参加させていただき、なれるわけがないと思っていた講師になりたいと、今、本気で思っています」

「何かを学ぶことが、こんなにも楽しい事であると気付くことができた私は、恵まれていると思っています」

このようなコメントが出てくる講師講習がどのようなものか想像していただければよいが、説明の仕方だけを伝えているのではないことは、分かっていただけるのではないかと思う。

管理職研修にも、コミュニケーション研修にもなっている、お得な社内講師講習を受講したい方は、ぜひ、お問い合わせをいただきたい。

hasegawa@technosense.co.jp

Takanori

私の適性

いくつかの会社に営業に回っているのだが、ここのところはっきりしてきたことがある。

1つは
「私は大きな研修会社には向かない講師である」
ということだ。

決められたカリキュラムを、決められた手順で実施しするのが、大きな研修会社の基本的な研修の進め方である。
それから大きく外れることは、企業としてサービスを保証できないことになるのだ。

この考え方も理解できる。
多くの講師を確保しながら講習を行う場合には、同じ講習メニューであれば、同じ品質でなければ提供しづらいはずだからである。

私の考え方は違う。
同じ講習メニューであっても、受講者が変われば学ぶ内容は違ってくるだろうし、学ぶ内容が同じでも効率的に学ぶ方法は変わってくるだろうし、同じ方法で学んでもらっても結果が変わってくるはずなのだ。

だから、学ぶ内容をしっかり理解した上で、受講者に合わせて最大限の効率を上げられる講習を行いたい。

この考え方が、誰にでも同じように教える事を目指すやり方とは相性が悪いのは、明らかである。

ベストではないにしても、ビジネスとして安定したサービスを提供することは、それはそれで大切な事である。

だが、本当は、ベストを目指せる講師を育てるべきではないかと思う。
簡単ではないだろう。
実際に私が面接などに行くと、ちゃんと説明ができさえすれば、本当の意味での講師のスキルはあまり重視されない、という雰囲気が伝わってくる。そもそも、そんなことは聞かれもしないことも多い。
講師のスキルというものに期待をしていないのだろう。

私が考えるベストな研修会社とは次のようなものである。
・カリキュラムは基本的にオーダーメイド。
・カリキュラムを実施すること、ではなく、最終的な成果を重視する。
・講師を育てることを重視する。

結果的に大きな研修会社には向かないことになってしまう。

もう一つは
「技術研修のみを行う会社とは相性が悪い」
である。

技術講習がメインの場合は、専門知識があることが前提とされ、講師スキルは二の次になる。
「ちゃんと説明ができればよい」というレベルであることが多い。
そうすると「講師スキル」などというものは、下手をすると存在さえ意識されていないことがある。

実際にはきちんとした資料さえあれば、教える内容を知っているよりも、教え方を知っている方が、はるかにまともな講習ができる。
講師が知らなくても教える事ができるのだ。

もっとも、全く知らなければ論外であるが、ちゃんと育てれば、受講生が講師を超えてもよいのである。
逆に、教える人を超えられないのであれば、育てているとは言えまい。

もし教える人の範囲でしか学べないのであれば、イチローのコーチは存在できないことになるが、そんなことはない。
イチローのコーチは、イチローと同じようにはできなくても、観察し、分析し、課題を設定できる力を持っているのだろう。だから、イチローをさらに育てることができる。

同じ事が講師にも言える。

IT技術の技術知識についても自信がないわけではないが、それよりは、コミュニケーションスキルを始めとする講師スキルの方が、私のスキルとして重要なものであると自分では思っている。
講師経験者に対して講師講習を行え、それで好評を得ていることからも、それなりに通用するスキルであると思っている。

どうやら、受講生のことを第一に考え、受講生の満足度を通してビジネスにつなげていきたい、そんな会社でなければ、私のような講師は相手にしてもらえないようである。

Takanori

ワークショップの力

力(ちから)である。か、ではない。

ワークショップで学ぶ、というと、実際のワークショップ、もしくは、ちゃんと機能するワークショップを体験したことがない人は「ただ話しているだけで学べるのか?」と考えるだろう。

講師講習をしていても、「研修にディスカッションは取り入れてるのだが、数分の時間しか割り当てていなかった」という話を聞くことがある。
これは本当のワークショップの力を知らないからだ。
この講師の方は、私の講習を受けて「きちんと時間をとってやろうと思った」という感想を残してくれた。

ワークショップは実施することが目的ではない。
それにより学ぶことが目的なのである。

ワークショップには実際に学ばせる力がある。
私の経験からもこれは断言できるし、そもそも力がなければ、学習の一形態としてあがることもないだろう。

大事なのは、適切な方法で実施すること、なのである。

学習の道具としてのワークショップの力を引き出すための、私の考えるポイントは次のようなものである。

・コミュニケーションスキルがある、もしくは意識を持っている。
・話ができる、もしくはしなければいけない状況を作る。
・ファシリテーターがいる、もしくはファシリテーションに意識を持っている。
・目的をもった課題を設定する。
・必要な時間を割り当てる。
・モチベーションを高める。
・発表、振り返りを行う。

これらをきちんと行うことで、ワークショップは非常に大きな力を発揮するのだ。

ワークショップの力とは、考えさせる力である。
人の脳みそも使って考えることができるのが、ワークショップの力なのである。

ワークショップを実施する場合には、考える力こそが学ぶ力につながることを、常に意識していなければならない。

Takanori

ラグビーワールドカップ

あまり大きなニュースにならないのが悲しいのだが、今、ニュージーランドでラグビーワールドカップが開催されている。

すばらしいゲームがたくさん見られるので、とても楽しいのだが、おもしろいのは私の属するラグビースクールで子供達に身につけさせましょう、と言われているプレーがたくさん出てくることである。

何を当たり前のことを言っているんだ、と思われるだろうが、実は当たり前ではなかったりする。

ボールを持ったら自分から倒れてラックを作るプレー、ボールを持ったら相手にぶつかりにいくプレーなどは子供のゲームでよく見るのだが、それは世界のトップレベルのラグビーではないものである。

実際には、ボールを持ったらディフェンスのいないスペースを狙い、当たってもローリングしてかわし、それができなければボールを守りつつ活かす、というプレーなのだが、ぱっと見るとぶつかりにいって倒れているように見えるだけなのだが、子供にはボールを持ったら相手に当たりにいって、自分から倒れてラックを作りなさい、と言っているのだろう。

ボールを持ったら倒れないのが基本なのだが、そうは言われていないスクールも多い。

私の属するスクールでは、倒れない、スペースを使うというのを基本として教えようとしている。
指導者が全部それを理解してそのような指導をしているかについては、まだ疑問の余地があるが、少なくとも基本的な方針はそうである。

ここのところ、子供達を直接指導することが少なくなっているのだが、少し子供達を指導したくなってきた。

結局のところ、指導者の力量なんて指導ができて、指導をしてなんぼ、なのだ。

Takanori

講習ビデオ

2年ほど前になるが、講師講習を行った際に「プロモーションビデオを撮るので」と断って撮影したビデオがあったので、私の営業ツールとして簡単なプロモーションビデオを作ってみた。

音声レベルが少し低いがなんとか聞けるだろう。

以下の2つのリンクからご覧いただけるが、内容は同じもので、フォーマットが違うだけである。

WMVフォーマット(1.4GB)

MP4フォーマット(406MB)

当然のことだが、講師の教科書、にも書いてあることを話しているシーンもある。
書籍に対して、具体にどう使うのか、という例としても見てもらえるのではないだろうか。