Archive for 2011年8月29日

Takanori

営業活動

昨今、研修業界(というよりも、うちのまわりだけかもしれないが)は景気の低迷、各種助成金などの漸減などの影響を受け、とても厳しい状態になっている。

これまで仕事をいただいていたクライアントさんが研修業務を縮小したり、場合によっては会社そのものが解散してしまっていたりするなど、厳しい状態が続いている。

「長谷川貴則」もしくは「テクノセンス」の名前で仕事をいただけるようになればだいぶ違うのだろうが、残念ながらまだそこまでのネームバリューはない。

これまで、なんらかの研修を受講していただいたお客様からは「お金があれば他の研修もぜひ受けてみたい」と言っていただくことも多いし、これから仕事を探します、というと「またまた、冗談でしょ(^^」と言われることもあるのだが、それが現実なだけに始末が悪い。

世の中に「研修」「講習」を行う「講師」という人は、実はとても多い。
知っているだけでそれが教えられる、という前提があるならば、それぞれの分野の人が「教える」と言いさえすれば講師になれる。
だが、実際には、教えるためには「知っていること」は条件の一つとなるだけで、実際には「教え方を知っている」という条件が加わって初めて必要条件になるのだと考える。
知っていることを教えるスキルを用いて効果的に、実践的に学んでいただくことができて、初めて講師と言える、というのがテクノセンスの基本的な考え方である。

比べていただければ一目瞭然だが、時間内、プロジェクターに書いてあることを読み上げて終わる講師と、テクノセンスの講師では学べるもの、伝えられるものは全く違ってくる。
この「違い」は体験していただいた方は異口同音に「分かった」もしくは「納得した」と言っていただけるのだが、体験したことがない方にそれを伝えることはとても大変なことである。

以下のリンクから宣伝用のパンフレットとテクノセンスにおける研修の考え方、特徴などをまとめた資料をご覧いただけるが、やはり、現場に居ていただかないとあの空気感はお伝えするのがむずかしい。

パンフレット
テクノセンスの研修のご紹介

もし、ご要望をいただければ、1~3日程度の格安(お一人5000円/日程度)の体験講習の実施も可能である。

テクノセンスの研修の「空気感」と「充実度」を味わっていただくには、他の方法は思いつかないので、興味のある方はぜひご相談いただきたい。

一度あの空気感を味わってしまうと、これまでの研修がなんだったのか、という感覚を味わえること、請け合いである。

「これまで体験してきた「講習」という形式から、だいぶ離れた進め方に、初めは半信半疑だったが、一日終えたときの手応えが、これまでのものとは全く違い驚いた」

IT系の技術研修を受講していただいた方の初日の感想である。

Takanori

コーチングとカウンセリング

普段コーチングをしていると、これはカウンセリングの範疇かな、と思われることに遭遇することも多い。
コーチングもカウンセリングも、実は同じ種類の技術であり、その境界は思ったよりも曖昧である、というのが私の考えである。
特にメンタルコーチングではより境界が分かりづらい。

双方とも「ポール(もしくはラポール)」と呼ばれる「信頼感」を軸にして相手の心の変化を導いていくことになり、傾聴、共感などの言葉も同じ意味で使われるし、質問のスキルも同じような使われ方をする。

それでは何が違うのかというと、私は以下のように考えている。

「スタート地点から沈んでいる人に対応するのがカウンセリング」

「スタート地点から上に上がろうとする人に対応するのがコーチング」

なので、あるクライアントに対してコーチングを始めたとしても、問題がある場合にはカウンセリング的な対応をとり、復活できたらメンタルコーチングの手法に切り替える、などのケースが出てくる。
さらに改善されてきたら、より効率を上げるためにスキルコーチングの手法が使いたくなるが、焦ると良くない結果となることもあるので、様子を見つつ判断をしていくことになる。

具体的には相手の話を聞くために割く時間が、カウンセリングが一番多く、スキルコーチングが一番少なくなる。

私はカウンセラーの資格を持っているわけではないが、コーチングの中で心理学を勉強するなどしているためにある程度の対応は可能である。
今後コーチングを学ぶ人にはぜひ「心理学」などを学んでもらいたい、と思うのは、上記のような事があるからである。

さて、今回、以前にカウンセリング的な対応をさせていただいた方から「役に立つならば」という形で手記をいただいた。

このケースでは「傾聴」「共感」というのが重要な役割を果たしており、投薬主体の精神科医よりも効果を上げたと思われる例である。

以下、いただいた手記である。

「私は昔から人付き合いが苦手で、それでも何とか仕事をこなしていましたが、あるトラブルがきっかけで心が病んでしまいました。死にたいと思い、自分自身を傷つけるようになったので、精神科に行きました。
病名は「適応障害」でした。1~2週間に1度の通院でしたが、毎回簡単な問診と飲み薬の投与だけでした。あまり症状は改善せず、薬の副作用も辛かったのですが、薬を飲まないと不安でしたし、治ると信じて通院していました。

ある時、長谷川さんと知り合い、たくさん話をしているうちに心が軽くなっていくのを感じました。
うまく話せない時も根気よく話を聞いてくれて、時には励まされ、時には諭され、少しずつ自分に自信を持てるようになりました。

今まで話をした中で一番印象に残っているのは、「周りの人間全員に好かれるのは無理」と言われたことです。この言葉でとても救われました。
他にも、考え方ひとつで前向きな気持ちに変えられる言葉がたくさんあります。
話せる人がいて理解してくれる人がいる、というのが私にとっては一番の心の支えであり一番効果的でした。

今では通院も薬もやめました。時々気持ちが沈んでしまうこともありますが、立ち直りは早いです。

長谷川さんと話すことが、たくさんの悩み苦しんでいる人たちのトンネルを抜け出すきっかけになるといいなと思います。」

Takanori

講師研修の感想

現在、営業中であり、過去の資料などを読み返したりする機会が多い。

その中で、以前実施した講師講習の感想を抜粋してまとめたものがあった。
mixi の日記に投稿したものなのだが、読み直してみて、あらためておもしろいと感じたので、こちらにも転載しておこうと思う。

20代男性
意識せずに使用している知識などを言葉にして相手に理解できるように伝えることが、どれだけ難しいのか実感できた。

30代男性
本日の課題について「教えるより学んでもらう」「手と頭を使って学ぶ」という講習のやり方が非常にためになりました。
技術も必要だが、コミュニケーション力やプレゼン力の方がもっと必要だなと感じました。

20代男性
課題を通した実習の目的等、細かいところまで考えられているのが印象的だった。

40代男性
前月まで社内教育のサブ講師をしていましたが、このようなワークショップがあれば、もっと理解を深めることができたなぁ、と思います。

40代男性
C言語講習よりむしろ講師講習に重きを置いた方針にしていただき、人に物事を伝えるテクニック、しゃべり方、ホワイトボードの使い方、日常生活の 話からC言語への誘導、間の開け方、講師にとどまらず、発表やプレゼンで有効となる様々なことを伝授されて来ていると思う。また、何度も出てきている、先 生の考え方のベースとなっているコーチングというのに興味を持ちました。

40代男性
新人教育に於いて「参加しないメンバー」を作らない、との話は、どんな場面にも通じる重要な事だと思います。
同様に「コミュニケーションスキル」は、どんなシチュエーションでも必要かつ重要であることを再認識しております。

30代男性
一日中、脳がフル回転のせいか、講習が終わって、家に帰って夕食を食べるともう眠くなります。

20代男性
本日の課題の時に感じたことは、尋ねるという事をする時、話をまとめるために考えていた以上の頭の働きが必要だったということです。
人にものを教えるという経験はあまりないのですが、普段、しゃべっている時に、話す内容について、もっと頭を働かせるように意識したいと思います。

30代男性
本日の3分間スピーチをさせていただいて、人に何かを伝えたいのであれば、”伝えたい”という心を持って行わなければならないと感じました。

30代男性
課題一つとっても、その内容、時間などすべてに意味があるという視点は、単純に講義を受けているだけでは気付けなかったような気がします。

20代男性
スピーチに関して、日に日に皆さんの発言や、立ちふるまいに、伝えようとする意識、工夫が高まっているのを感じます。

40代男性
毎回色々な課題で、新しい発見ができ、明日が楽しみです。

30代男性
サブ講師候補で参加している私ですが、だんだんとメイン講師を目指してみたいと燃えてきました!

30代男性
私事ながら、ここ数日ぐったりして家に帰っているので、毎日、何をさせられているのか嫁に心配されました。

40代男性
教師についての名言で、「最高の教師は心に火をつける」という言葉を教えていただき、よい講師を目指すには受講生の気持ち(心の動き)をコントロールする(やる気を出させる)事を考えることであると感じた。生徒を認めてあげる事の大切さも実感できた。

40代男性
「くるしいけど、たのしい」といった事を過去の仕事で感じたことがあったが、今回の研修がまさにそれです。

30代男性
とても短く感じた一週間でした。

30代男性
皆様の発表を見ていると、日に日に良くなっていくのがわかります。
人は短期間で目に見えるような成長が出来るんだな、と思いました。

40代男性
午後の「観察しよう」については、以前に経験した講師側の視点で観察を何気なく行っていましたが、それほど論議のネタがあるとは考えてみませんでした。
ワークショップで話し合うということは、新たな発見を導き出せるのを実感できました。

40代男性
講師(サブ講師)として現場に立った際、受講者の皆に今の私と同様なモチベーションを保ってもらえるよう、がんばります。

40代男性
発表にはありませんでしたが”「わかった?」と聞かずに「わかった!」と言わせる”、を今後の参考にしたいと思います。

40代男性
年末あいさつで客先をまわっていますが、その際、相手の話をよく聞く、ゆっくり話す、といった事を意識するようになりました。これが意識できなくても自然とできるように習慣化できたらと思っています。

40代男性
個人的には、「相手が納得する手伝い」は、なるほどと思わされました。

20代男性
昨日は、終わってから話を聞いて、そのあとモチベーションが上がって胸がどきどきしながら帰りました。私もいずれ受講生の方にそういう気持ちを味わってもらえるように頑張ります。

40代男性
先生が言われていましたが、最初のころの顔と今の顔とでは、皆さん、顔つき、目つきが変わってきているのがわかります。

40代男性
教えることの根深さを、ワークショップ内の討論で気付かされました。
また、一段と生徒相手に講師をしたいと言う気持ちが強くなりました。

40代男性
色々な事を気付かされる毎日。メモを整理しながら、足りない事をしっかり身につけられるように、頑張りたいと思います。

40代男性
「昨日より少しでも成長していればよい」。まだまだ多くの改善点がありますが、昨日のスピーチより今日の方が落ち着いてできたことがうれしいです。

20代男性
班ごとに講習した部分を、改めて先生が説明すると、「こんなにも違うものか!?」と感じるほど引き込まれている自分に気付きました。
つくづく、眠れる講習の簡単さ、楽しい講習の大変さを思い知ったような気がします。

20代男性
講師として、受講者を引きつけるための質問を試してみたのですが、想定外の答えが多く、難しいと思った反面、面白いとも感じました。今後は、そういった場合でも答えに詰まらないよう、考える幅を広げていこうと思います。

40代男性
2歩進んで1歩もどるという成長の仕方を聞き、プレッシャーからやや解放された気がします。何気ない一言で、プレッシャーを感じたり、反対にプレッシャーから解放されたり、言葉というのは本当に不思議です。

30代男性
今週もとても内容てんこ盛りの一週間でした。

20代男性
ここまで学んだ事を振り返り、あらためてその内容の濃さと、今までの自分の一日の使い方の違いに愕然としました。
この講習を受けたことをきっかけに、今後の生き方を変えていこうと思います。
その方が面白いと思うので。

40代男性
「ここまでで学んだこと」というワークショップでは、今までのことを改めて振り返ることができた。思い返すと実に様々な課題があり、様々な工夫が込められていたと思う。
ここで学んだ事や、経験したことをできるだけ忘れず、そのときの気持ちを大事にして将来につなげて行ければと思う。

40代男性
今までを振り返ってみて、与えていただいたものの多さは、予想はしていましたが「大量」でした。(「大漁」と言っても良いかもしれません)
何とか自分なりに消化できればと思います。

40代男性
研修で得たものを、試したいとの気持ちがふつふつわいてきています。

40代男性
夢中になって、少々、頭が筋肉痛になりそうです。が、自宅に同様な環境があったら、一晩中戦う自分を容易に想像できます。
興味を持つこと、やってみたいと思う気持ちがそうさせるのだと改めて痛感しました。「火をつける」とはこういうことだと改めて痛感しました。

20代男性
何故集中できたのか、という話がありましたが、自分の場合は、ただただ悔しかったからだと思っています。
もっとやれるように成長したい、と思って、手が動いていました。

40代男性
プログラムの作成で、悩みながら、実は楽しんでいる自分を発見しました。久々の経験でした。

40代男性
あっという間の1ヶ月でした。多くの事を学び、色々な事を考えるようになりました。

20代男性
年末になって、この一年が急に濃密になった気がします。
実習中はほとんど悩んでばかりで大きく進むことができませんでしたが、それでも一歩一歩進めた実感はあります。休みに入りますが、この歩みを止めないようにしたいと思います。

40代男性
正しいコーディングは一つではなく、動くプログラムであれば多少無駄なコーディングが含まれていても正しいと認め、他の人の短いコーディングをほめてあげる等の手法で気づきへ導くという方法は、受講生のモチベーションを高めつつ取り組ませる良い方法だと思いました。

20代男性
今年はあまりいいことはなかったのですが、一年の最後の1ヶ月でとてもよい研修が受けられてよかったです。

40代男性
あっという間の1ヶ月でした。自分自身を違った目線で考え直すきっかけとなりました。

30代男性
余分な空き時間の少ない、小気味よい一日でした。
今年はこの研修を起点にして、変化の年にしたいです。

30代男性
本日は、正月明け一日目でしたが、午前中からワークショップなどで頭がフル回転でした。

20代男性
休み明けのもやのかかった頭をスッキリとさせる、すばらしいワークショップでした。本当にスッキリした気分になりました。

40代男性
休み明け最初の研修で、眠くなるかと危惧していましたが、ワークショップからのスタートで眠気はなくなりました。講師とは本当に様々なことに気を配らなければならないのだと思いました。

30代男性
eラーニングでプロジェクトマネージャー、マネジメント辺りの学習をしたのですが、その中でWin-Winについての記述があり、本講習で学んだ事がそちらへも結びついていったりと色々な部分とリンクしているのが感じられました。

Takanori

研修における課題

私の行う研修では「課題」が大きなウェイトを占めている。

研修期間中、講師が話す時間を全体の中の1/4~1/5に抑える、というのが自分に課している目標であり、残りの時間をすべて「課題の実施」にあてている。
可能ならば講師が話す時間はもっと少なくてもよいと思うし、説明を抜きにして課題+アドバイスだけで成立するのならば、より多くのことが学んでいただけるだろうと思う。

こう言うと

「では、講師の仕事はなに?」

と言われるだろうが、それには次のように答えることにしている。

「受講される方を観察し、学ぶべき事を考えて、簡単すぎず、難しすぎない適切な難度の課題を考えて、時間を設定して実施し、学びの結果を見て次の課題につなげること」

もちろん、必要だと判断したら、学習を邪魔しない適当なアドバイスを提供することもするが、基本は課題を実施する中で、考え、気づいていただかなければならない。
それができないような課題であれば、提出側の失敗である。

これは、実はただ話をするだけよりもずっと難易度の高い作業である。
ノウハウ、観察、アイデア、知識などさまざまなスキルがなければ、なかなか「適切な課題」を作ることは難しい。
この「課題設定のスキル」こそが私の講師スキルの中心的な部分である。

課題を考えるのは、研修中であることもあるが、主に前日の研修が終了してからであり、次の日の研修が始まるときには講師の仕事が終わっている、ぐらいのつもりで課題の設定に取り組んでいる。

一つ例を挙げてみよう。

コミュニケーション研修では「伝える」ということも学ぶべき要素の一つになるが、その際に「伝わりやすい話し方」というのを学ぶことになる。

通常の研修であれば「ゆっくり話しましょう」「間を開けて話しましょう」「必要ならば繰り返しましょう」などと「言われる」のだろうが、私の研修では次のような課題を実行してもらうことになる。

「短い文章を考えて、それを相手に暗唱させてください」

相手にきっちり伝えるために試行錯誤しながら何度も繰り返していると、自然と「ゆっくり話しましょう」「間を開けて話しましょう」「必要ならば繰り返しましょう」をするようになる。
他にもいくつも要素があるのだが、自分で体験することで、その効果を自分で体験しながら見つけていくことになる。

課題の後で「振り返り」を行うことで無意識の行動も意識下に置くことができるようになり、言われるだけよりもはるかに身につく学びを行うことができる。

課題を実施して振り返りを行い、講師の言葉で確認をすることで、きっちりした学びができてしまうのである。

講師が伝えるだけならばもっと短い時間で済むであろうが、課題を通して学ぶことはそれとは次元の違う学びを実現することができるのである。

実際に研修を行っているうちに「話し方が遅くなっているのに気がついた」などという感想も出てくるぐらい、即座に変化が現れてくる。
これが「教えられる」のではなく「自ら学ぶ」ことの効果である。

この一つの課題だけでなく、他にも多くの課題をこなしていくなかで、トータルの力が身につくことになる。

このような課題のストックを豊富に持ち、受講生の方に合わせながら実施するスキルが、私の講師としてのもっとも大事な部分だと考えている。

Takanori

講師の仕事

講師の「講」という字は「解き明かす、述べる」「習う、稽古する」という意味があるそうです。

一般的に講師というと「述べる」仕事だと思われるかもしれないが、本来の講師の仕事は「習わせる」ことであるはずである。

習わせるために、勉強させるために、身につけさせるために、「述べること」「説明すること」が必要なのは当たり前のことに思えるだろう。

だが、本当にそうなのだろうか。

ちょっと考えたら分かる例を挙げてみよう。

1・あなたは5時間かけて説明された内容をすべて覚えていられますか?

2・あなたはどんなことでも説明されたことをその場で理解できますか?

おそらくほとんどの人は上記の2点について「NO」という答えになるだろう。

ほとんどの人は覚えていられる量には制限があるだろうし、知らない言葉が出てくるだけでも理解の妨げになるものである。
5時間も6時間も話を聞かされるだけの講習を受けたことのある方は、このようなことを実感されたことがあるのではないかと思われる。
そして、あげくのはて、分からなくなると眠くなる。

眠くならないためには、自分で調べ、考え、確認することである。
自ら学ぶ姿勢があれば、眠くなどなりはしない。

立場を変えて講師の側からすると、述べるだけ、説明するだけの講師ではいけないのである。
受講者が学び、身につけるためには、「習わせる」「学ばせる」講師でなければならない。
説明だけで理解させようとするほど効率の悪いことはない。

学ばせるためには、必要なことだけを説明して、たくさん練習させる講師でなければならない。

それこそが講師の仕事なのである。

Takanori

社内講師講習のおすすめ

私は講師を育てるための講師講習を実施している。

もちろん職業講師にさまざまな講師スキルを伝えるのが主な目的なのだが、私は「社内講師」にこそこの「講師スキル」を伝えたいと考えている。

昨今の不景気により研修を社外の研修会社ではなく、社員により実施する企業が増えている。
社内の事情に詳しい社員が講習を行うのは、本来はもっとも効率の良い方法であるはずである。
必要なことを効率よく教えられるのだから、それは当然である。

しかし、実際には社員による研修がうまくかないというのもよく聞く話である。

なぜうまくいかないのか、という理由は実はとても簡単である。

研修で教える社員が「教えるスキル」を持っていないことが原因である。

通常は、技術者だったり、営業職だったりして教えるプロでないのはしかたがないが、少しだけ「教えるスキル」を知っているだけで社内講習の成果は目に見えて違ってくる。

少しだけでも社員が「講師スキル」とそれに伴う「コミュニケーションスキル」を身につけるだけで、社員研修の成果は大きく違ってくるのである。

実際に私が行う技術講習の受講者からも「これを自社内の研修に利用したい」という声をいただくことがある。

社内研修でもコストはかかる。
だが、少しのコストをかけた効果的な学習により、その社内研修のコストを有効に活かすことができるのである。

社内研修を行う社員に「講師スキル」を学ばせない理由が、その効果を知っている私には思いつかない。

追加されるのは、それほど高いコストではないので、テクノセンスの講習により、社内講師にぜひ講師スキルを身につけていただきたいと思う。

Takanori

新人研修以外の研修

私の実施する研修ではコーチングを軸にしている。

個人に対して質問をするのが主体のメンタルコーチングとは違い、スポーツにも適用されるスキルコーチングをベースとしているために、チームビルディングなどにもより効果的に適用できるようになっている。

コミュニケーションスキル、考えるスキル、チームスキルなどを育てていくことで、個人の成長を促すとともに、チームの成長も促すことができる。

このようなスキルコーチングを用いることで、さまざまな研修が可能になる。

今回はどのような研修が可能なのかをいくつか紹介してみたい。

【管理職研修】
講師として使っているスキルコーチングでは、チームスポーツで必要とされるチームビルディングのスキルも含みます。
実際に新人研修などでは、学生意識が残り、個人の成績を競ってきた受講生に向けて、チームでの活動を行うためのさまざまなスキルを伝えています。
同じ技術が組織内のチームをまとめるためにも非常に有効です。
実際に私がビジネスの現場でチームを持つときにも、まったく所属の違うチームメンバーが自発的に改善提案をしてくるようなチームを作ることができる、という実績があります。

その管理職研修も一般的な話ではなく、あくまでも受講される方の現場を題材にして、実践的な対応方法を学ぶようになっていますので「話は分かったんだけど、実際に適用するのが難しい」などということはありません。

このような研修が実施できるのは、コーチングスキルに含まれる「観察」と「分析」スキルに自信があるからです。

【OJTトレーニング研修】
OJTと呼ばれる、通常の仕事をしながらさまざまな知識、技術を学ぶ学び方があります。
しかし、実際はOJTといいつつ、現場の雑用をするだけ、というようなパターンが多いのではないかと思います。
これはOJTの現場で「どのように育てるか」ということが、現場の技術者や管理者に理解されていないからだと思います。
貴重な人材をできるだけ早く有効な人材にするためにできることがたくさんあります。

モチベーションを維持し高めることをキーワードに、効率の良いOJTでの成長を図るためのスキルをお伝えします。

【コミュニケーション研修】
プロジェクトマネージャにはコミュニケーションスキルが必要、というのは周知の事実になっています。
ICT業界の専門誌にも「コミュニケーション講座」のようなものが掲載されていることからも、その重要性が分かります。
しかし、コミュニケーションスキルの習得には効果的な訓練が欠かせません。
当社では講師をする際に使っているコミュニケーションスキルを、効果的に学んでいただくためのスキルを使ってお伝えします。

実践的な訓練を通して、お題目だけではなく、実際に身につく研修を実施しています。

【技術研修】
モチベーションを高めつつ自発的な学習を行わせる、というのがスキルコーチングの基本です。
技術研修では、講師が説明し受講生がそれを聞く、という形がよくあるものです。
ですが、聞くだけであれば本などの資料を渡すだけの方がずっと効率がよいものです。
そのうちに聞いているだけに飽きてしまい、眠くなる、というのは多くの方が体験されていることと思います。

コーチングを適用した私の技術研修では、受講生は眠くなることはありません。
一日のおしまいには「もう時間?」という反応が見られることも少なくありません。
一日が終わったときの手応えに驚いた、という声もいただきます。

学ぶ課題を理解してる技術者的な視点と、教えるためのコーチングスキルの融合が、退屈ではない効果的な技術研修を実現します。

Takanori

ラグビースクールの合宿

私は未就学児から中学生までが在籍するふくじゅ草ラグビースクールでコーチをしている。

今年もそのラグビースクールでの夏合宿があった。

ラグビースクールの夏合宿というと、ラグビーの練習をし、試合をする、というのが一般的なイメージなのかもしれないが、うちのスクールでは練習も試合もしない。

スクールでは子供を育てることが主な目的であり、ラグビーはその道具である、という一般的な観点からすると珍しいスクールであると思われる。

だから、合宿に行っても多くの自然の中でできるラグビー以外のことをたくさん体験させることが子供の成長につながる、というのが基本的な方針となっている。
ラグビーなら三郷のグラウンドでいくらでもできるし、試合の機会もいくらでもある。
わざわざ菅平まで行ってまで、同じようなことをする必要もない。

それよりは、自然の姿を見、いつもと違う山を歩くことで普段得られない体験をすることが子供たちのためになるのである。

子供たちに多くの体験をさせ、人間として育てることが指導者の役割である。

いろんなスクールで話を聞いても、子供のためと言いつつ、少し違うかな、と思うことも多いが、よりよい子供のための指導を広めていくために活動していきたい。

Takanori

Adobeの製品

Webサイトの編集にはMacromind Dreamweaver 8、画像の修正には Adobe Photoshop CS3 をずっと利用してきた。

だが、先日 Windows7 に入れ替えたところ、Dreamweaver が正常に動かなくなった。

そこで、Adobe のサイトで Dreamweaver 8 がアップブレード対応であることを確認した上で購入したところ、Studio 8 に含まれる Dreamweaver 8 は対応ではないと言うことでインストールができなかった。

その件で今日は午前中からずっと Adobe のサポートに連絡をしたのだが、対応がまとまるまで昼過ぎまでかかった。

サイトの中のアップグレード対象品の書き方がよくないので、分かりづらいということで、文句を言ったら Adobe Store で通常よりも10%引きで新品を購入することを前提に、Adobe Store で購入したものではないが返品ができるようになった。

もともとはサイトのアップグレード対象品の説明が分かりづらいのが問題なのだが、もう少しどうにかならないものだろうか。
製品の数が多いこと、商品構成が複雑なことなどが原因なんだろうけど、もう少しわかりやすくしてもらいたいものである。

Photoshop にしろ Dreamweaver にしろよくできているのは間違いないのだが、値段が高いので、うちのような小さな業者にはなかなか厳しい。
とりあえず両者の CS5 を買うことになったが、あわせて7万円の出費である。
もう少し余裕があればCS製品を買ったほうがいいんだろうなぁ・・・

Takanori

iPad と iPod Touch と Apple

iPad が出たときに品薄状態がある程度収まるのを待って購入した。

それ以来、仕事に遊びに、また趣味に、非常に便利に使っている。

ただ、電車の中でちょっとメールをチェックするのには大きいので、これまで使っていた iPod Classic の代わりに iPod Touch も買って使っている。

これらのタブレット端末はとても便利である。

その証拠に売れているし、Android などの他のモバイル端末も同じような形態になりつつある。

こんなのを見ていると、Apple と Microsoft の関係を思い出す。

今でこそマウスで Window を操作するのが当たり前になっているが、市販のパソコンレベルでこれを最初に実現したのが Apple で、出たときの衝撃は忘れられない。

Microsoft は Apple の Macintosh にかなり遅れて、使いづらい Windows を出してきた。
価格戦略などを含めて結果的には Microsoft の勝ちになったわけだが、それでも最初に GUI というアイデアを実現した Apple という会社はすごいと思う。

今もタブレットという携帯端末においても iPhone 、iPad という形を作り上げ、Googleなどを敵に回して互角以上に戦っているように思える。
商売的には難しいところだが、少なくとも「モノ」としての勝負は Apple に軍配が上がるだろう。

これから先に行ったときにどうなるのかは分からないが、少なくとも「革命」を2度も起こした Apple という会社はすごいと思う。

比べるのもおかしいが、私も自分が信じる道を進み、それが小さくても「革命」につながるようなことをしてみたい。

「流されず、努力し、考えて、作り上げる。」

これができれば、少しは可能性が見えてくるかもしれない。

少なくとも手がかりはもう手の中にあるのだから。