Takanori

研修時間を延長する

通常、研修において時間の延長は「御法度」なことが多い。

アンケートなどを記入してもらうのに10分程度の延長はあったりもするが、通常はそれも研修時間内に含めるべく運営を行う。
企業の研修などでは、時間外労働の問題があるし、一般参加の場合には晩ご飯の支度に、なんて場合もある。
子どもを保育園に迎えに、なんていうのも、時間を延長できない理由であったりする。

そうなると、例えば、9:00~17:00までの7時間が研修時間、などとなるのだが、内容によっては、7時間では短いなぁ、と思う時がある。

そんなときのためにとっておきの方法がある。

ただし、その方法が使えるための条件が2つある。

一つは、モチベーションが十分に高まっていること。
もう一つは、考える要素が、項目として少ないこと、である。

条件を満たしていれば使えるその方法とは、簡単に言えば、日をまたいで課題を設定することである。

考えてもらいたい内容を含む課題を、一日の最後に持ってきて、2時間必要なところを1時間半だけ実施して翌日に残りの30分もしくは少し延長して1時間を行うのだ。

そうすると、1日が終わっても、終わってない課題が気になり、どうすれば良いか、ついつい考えてしまう。
研修時間外にも課題を考える、ということになり、実質的に研修時間を延ばしたのと同じ事になる。

もちろん、全ての人が考えてくれるわけではないだろうし、研修時間内と同じ密度は期待できない。
だが、家に帰ってまでも考えている人がいる、というのは、全体に対してもとても良い刺激になるし、影響を受けて課題の成果も良いものになる可能性が高い。

このようにして時間を「実質的に」延長することは可能なのであるが、その課題に対してのモチベーションがなければ不可能であるし、複雑すぎて考えあぐねるような問題では、気力も続かないであろう。
だから、条件が必要になるのだが、条件さえそろっていれば、かなり有効な方法である。

だが、実を言えば、もう一つ、もっと簡単に研修時間を延ばす方法がある。

それは特に課題を設定する必要もなく、ただ、ただ、成長したい、と強く思ってもらうことである。

成長したい、と思っている人は、何も言わなくても、家に帰ってから課題を見つけ、自主的に学んできてくれる。
そうなれば、実質の研修時間は2倍にも3倍にもなるに違いないし、成長もその努力に見合ったものが期待できる。

多くの受講生に強いモチベーションを持ってもらえるような研修。

そんな研修を常に目指したい。

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